振り込め詐欺を防いだとして保土ケ谷警察署(森元博署長)はこのほど、ファミリーマート和田町駅南店の斎藤美香さん、綜合警備保障株式会社警送神奈川支社の水江寛さんと竹内諒さんに感謝状を贈呈した。
斎藤さんは1月20日に同店で、ATMの前で謝りながら電話をしている高齢の女性を発見。会話の内容から振り込め詐欺を予想し、女性に声をかけ電話を変わり、女性と電話の相手の話が食い違うことから振り込め詐欺と確信。同署に通報した。斎藤さんは「電話を変わってすぐにわかった。犯人に絶対にお金が渡らないようにと思って行動した」と話した。
また水江さんと竹内さんは、2月22日に天王町駅前の横浜銀行ATMで携帯電話をかけながら操作に戸惑っている女性を発見した。水江さんが女性に声をかけ電話を替わったところ、横浜銀行藤棚支店の職員と名乗ったため、一度電話を切り同店に電話。嘘だとわかったため還付金詐欺と気づき警察に通報したという。女性は電話を信じ切っていたといい、竹内さんは「銀行の職員さんに悪いからATMの操作をしたいと何度も話していた。警察が来て操作を教えてくれるから一緒に待ちましょうと話すことで、なんとかその場に留まらせた」と振り返る。
森元署長は、「今年に入り振り込め詐欺が多発しているので、阻止ができてありがたい」と話し、「家の電話は留守電設定にして知っている番号には出る、知らない番号には出ないことを徹底してほしい」と呼びかけている。
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