保土ケ谷消防署(宮代徹署長)は住民らの連携による初期活動により火災被害を軽減したとして権太坂に暮らす本間秀樹さん・由紀乃さん夫妻と配達業者で現場に居合わせた永田慈人さんに感謝状を贈った。
5月24日夕刻、自宅にいた秀樹さんがゴムが焼けたような臭いを感じ、外へ出ると2軒隣の庭から煙と炎が上がっているのを発見。妻の由紀乃さんに知らせ、119番通報した後、自庭の水道ホースを伸ばし消火を試みた。同じ頃、現場近くに配達に来ていた永田さんも火災を発見。インターホンを鳴らしたが、子どもしかいなかったため避難を呼びかけ、燃えるタイヤを庭の外へ運び出すなど、本間さん夫妻とともに初期消火活動を実施した。
宮代署長が「見事な連携で早期通報、消火、避難誘導をしていただいた」と話す対応で、感謝状を受け取った秀樹さんは「気付くのが遅れたら燃え移って大きな火災になっていたかもしれない、少ない被害で食い止められてよかった」と、由紀乃さんは「火災を通じて地域防災意識も高まったのでは」話した。永田さんは「花火のような音がし、もうそんな季節かと思っているとゴムの焼けたような臭いに気付き急いで対応した。担当している地域で大きな火災にならずに良かった」と話した。
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