川辺町公園親水広場で3月8日(日)に帷子川に放流する予定で、区内の幼稚園や小中学校など33カ所で育てられている鮭の稚魚が順調に成長している。
東日本大震災からの復興を願うと同時に、かつては「横浜一汚い川」と呼ばれたものの、近年、豊かな環境が戻りつつある同河川の状況を多くの人に知ってもらおうと2013年から始まった取り組みで、今年も震災で大きな被害に見舞われた岩手県山田町の漁協から昨年12月上旬に5千個の受精卵を譲り受け水槽で育てている。
鮭の稚魚はとても繊細でストレスに弱く、水温や水質管理など飼育環境が成育に大きく影響するというが、年末には各所でふ化が確認され、年明けには3センチほどにまで成長。「帷子川に鮭の稚魚を放流する会」によると放流する3月上旬には7センチから10センチほどにまで成長するという。
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