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保土ケ谷区版 公開:2020年3月26日 エリアトップへ

一輪の花で門出祝う 自粛ムードの中、帷子町の生花店

社会

公開:2020年3月26日

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卒業式後に訪れた児童に花を手渡す池田さん
卒業式後に訪れた児童に花を手渡す池田さん

 JR保土ヶ谷駅西口にある生花店「フルール・アン・クレール」の池田護店長が、この春卒園や卒業を迎える園児や児童、生徒らに「門出」の花言葉をもつスイートピーを一輪プレゼントしている。

 同店では、新型コロナウイルス流行の影響から各地で予定されていた式典などが中止になり予約のキャンセルが相次いだが、卒業式や卒園式が縮小になってしまった子どもたちを元気づけようと、3月5日から同企画をスタートした。

 不安が募る毎日で「一生の思い出になるはずの卒業式なのに、このままでは心から喜べなくなってしまう」と危機感を持ったという池田さん。「花を贈ることは本来気持ちを形にするものなのに、卒業をお祝いする気持ちまで控える風潮になってしまっては寂しい。こんな状況でも、卒園式や卒業式を少しでもいい思い出にしてほしい」と考えたことが企画を思いついたきっかけだった。

 「せっかくプレゼントするなら貰って嬉しい花を」との想いから、スイートピーは店頭の余りなどではなく、市場で都度納得のいくものを選んで仕入れている。選んだのは、春らしくチョウが飛び立つ姿のように見える「ステラ」という品種だ。19日に小学校の卒業式を終え同店を訪れた児童とその保護者からは「粋な企画と可愛らしいお花のおかげであたたかい気持ちになれた」と喜びの声があがっていた。

 同企画は口コミなどで広がり、19日正午までに60人ほどが訪れているという。今春卒業を迎えた子どもなら全員が対象で、3月末までをめどに花の用意がある限り継続する予定。

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