保土ケ谷土木事務所と区内全16の郵便局、ゆうちょ銀行保土ヶ谷店が8月26日、道路・河川・公園施設の不具合や不法投棄、落書き等の早期発見を目的とした協定を締結した。
協定は、郵便局やゆうちょ銀行の全社員が勤務中に発見した道路などの不具合箇所を土木事務所に報告することで、早期発見や事故の未然防止に役立てる取り組みで、9月1日から開始されている。同事務所が同様の協定を結ぶのは今回が初めて。
郵便局の社員らからの報告には、スマートフォンなどカメラ付きの携帯電話を使用。不具合箇所の写真を添付した所定様式を土木事務所にメールで送付する。緊急を要する場合は、電話での報告にも対応する方針だ。
同事務所で行われた締結式では、代表で秋山禎治所長と保土ヶ谷郵便局の大川清局長、横浜帷子郵便局の今任茂喜局長が調印した。
巡回の目 大幅増
大川局長によると、常時地域を回っている郵便局の配達車両は二輪車が120台、四輪車が40台。1日の総走行距離は3000Kmにものぼるという。
保土ケ谷土木事務所は現在、約40人の職員が毎日のパトロールを行っているが、年間3400件もの不具合箇所が区民などから報告されている。秋山所長は「日々の業務の中だけでは目の行き届かない部分があるのが現状のため、局員・社員の皆さんの協力は非常に大きな力になる。区民の皆さんの安心・安全の確保につながると期待している」と話した。
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