保土ケ谷区版 掲載号:2021年1月7日号 エリアトップへ

「安全・安心な暮らし支える」 出口区長に聞く

社会

掲載号:2021年1月7日号

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インタビューに応じる出口区長
インタビューに応じる出口区長

 タウンニュース保土ケ谷区編集室では新春の特別企画として元旦号の市長インタビューにつづき、出口洋一区長に区政の現状や展望を聞いた。区長は昨年を振り返るとともに、今年の重点施策や抱負などを語った。

 ――昨年1年間を振り返っての所感をお聞かせください。

 新型コロナウイルスに翻弄され、くらしや経済に大きな影響を受けた一年でした。かつて経験したことのない事態に誰もが不安を抱える中、区民の皆様の生活や健康へのご心配に区役所としてどう応えていけるのか、日々考えながら区政に取り組んできました。

 また昨年は、毎年恒例の行事や会合等も中止せざるを得なくなり、地域でも多くの活動がストップしたと伺っています。人と接する機会が減り、地域のつながりが薄れていくような焦燥感に駆られましたが、新しい生活様式を踏まえ、地域で見守り等の活動が続けられている様子を目の当たりにして、とても勇気づけられました。人とのつながりの大切さを改めて実感した一年でもありました。

 様々な分野で私たちの生活を支えてくださっている皆様、感染症防止に取り組まれているすべての皆様に深く感謝申し上げます。

 ――昨春に区長に着任されました。コロナ禍で重点的に取り組んできたことについてお聞かせください。

 区民の皆様の安全・安心な生活を支えるため、感染者等への対応や感染予防の啓発などの対策に取り組むとともに、お問い合わせやご相談への丁寧な対応、給付金など多岐に渡る支援制度のわかりやすいご案内など、区を挙げて取り組んできました。

 また、コロナ禍における地域活動の支援や災害時の避難所での感染症対策など、新たな課題への対応も進めてきました。

 区民まつりなど様々な行事が中止になる中、皆様に明るい話題をお届けしたいと、保土ケ谷を楽しむ企画を集めた「ほどがやアラカルト」をご用意しました。商店街と横浜FCを応援するキャンペーンを実施したほか、発表の機会が減った区内中学校の吹奏楽部、マーチングバンド部の演奏をWEBで配信しました。

今後、区内小学校、保育園の発表の様子なども配信するほか、区内飲食店の自慢の味を揃えた「ほどがやお弁当まつり」も開催します。

 このような時期だからこそ、皆様と一緒に保土ケ谷区を盛り上げていきたいと思っています。

 ――コロナ禍の1年となりました。地域活動に制約が出るなど大きな影響がございます。どのようにお考えでしょうか。

 コロナ禍でも感染症対策を講じながら地道に活動を続けてこられた団体や、WEB会議を導入された地域もあります。そのほか、様々な工夫や努力により、休止していた活動を再開された事例も多く、とても心強く感じています。本当に有難うございます。

 昨年から実施している地域活動におけるICT活用の支援など、これからも地域の皆様の声を伺いながら、活動をサポートしていきます。

 ――近年、風水害が全国各地で発生しております。地震を含め自然災害対策についてお聞かせください。

 激甚化する風水害に備えるために、昨年は備蓄品や避難所の拡充を進めるとともに、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、避難所の感染症対策にも取り組みました。在宅避難や親戚・友人宅等への避難が困難なときに、安心して避難していただけるよう、アルコール消毒液やマスク、体調不良者用の個人テント等を配備し、感染症を踏まえた避難所での受付方法や資機材の使い方などの研修を行いました。

 防災・減災においては1人ひとりの意識が大切です。家の中の安全対策や備蓄食料等の準備、ご自宅近くの避難所、避難時の持出品の確認など、日頃からの備えをお願いします。

 ――来年度の重点施策についてお話できる範囲でお聞かせください。

 来年度は、誰もが安心していきいきと暮らせるまちを目指す「保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)」の第4期計画がスタートします。コロナ禍で不安を感じる時だからこそ「つながり・支え合い」の大切さを見つめ直し、孤立を生まないための取組をより一層進めていきます。

まちづくりの分野では、区内主要駅周辺のバリアフリー化を進めます。星川駅周辺では、駅の1階に南北をつなぐ自由通路が開通し、利便性が向上します。

 保土ケ谷駅周辺では、東口のバスターミナルやタクシー乗り場へスムーズに移動できるよう、2階デッキから地上階に降りるエレベーターを新設します。

 また、旧保土ケ谷県税事務所の跡地では、令和5年度の開所に向けて地域ケアプラザの整備に着手します。

 ――最後に区民へのメッセージをお願いいたします。

 新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、区民の皆様の最も身近な行政機関として、皆様にしっかりと寄り添い、日々の安全・安心な暮らしを支えるために取り組んでいきます。

 保土ケ谷区には地域を愛し、地域のために活動してくださっている多くの皆様がいらっしゃいます。この絆を大切に皆様と一緒に「いつまでも住み続けたいまち ほどがや」を目指していきます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

田近淳 司法書士事務所

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