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保土ケ谷区版 公開:2024年2月22日 エリアトップへ

初音丘学園「はつね文庫」 不要な絵本 必要な場に 教員、保護者ボラが活動

社会

公開:2024年2月22日

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集まった絵本を清掃し、専用のフィルムで補強する文庫のメンバー
集まった絵本を清掃し、専用のフィルムで補強する文庫のメンバー

 70年近くに渡り幼稚園を中心に子育て支援・教育施設を展開している学校法人初音丘学園が家庭で読まなくなった絵本を引き取り、必要としている施設などに届けるボランティア組織「はつね文庫」を立ち上げた。教員と保護者のボランティア9人が集まった絵本を清掃した上で、専用のフィルムで保護するなどし、商業施設やクリニックなどの「絵本を求める」場に提供する。

 同学園が運営する初音丘幼稚園とスカイハイツ幼稚園には卒園の際、家庭で読まなくなった絵本の寄付の申し出が毎年寄せられる。しかし、園内キャパシティーの問題や教育活動に利用する絵本の内容の選定などの観点から、基本的にはこれらの申し出を断っていた。

 両園で園長を務める渡邉結さんは「まだまだ読める絵本を、次に必要とされる人や場所に届けられないか」と思案。子育て中の親子が訪れる場所でも、子どもたちにとっては過ごしやすい環境とは言えないような場所もあり、「行き場のない絵本」がそうした場所の環境改善に活用できるのではないかと考えたという。

 行き着いたのが学園がハブとなり、寄せられた絵本を病院や習い事の待合コーナー、商業施設などに配架するというアイデア。文庫では申し込みのあった施設との打ち合わせに応じて選定した絵本のセットを提供。約2カ月で新たなセットと入れ替えるという。

 現在は教員と保護者のボランティア9人が集まった本の製本、施設等への配下と管理などの活動を担っている。「絵本が親子のコミュニケーションとなる、そんな場所が地域の中にもっと増えれば―そんな思いでやっています」。関係者の一人はそう話す。

「次の読み手に」

 昨夏から幼稚園に通う園児の家庭などに、家庭で読む機会が少なくなった絵本の寄付を呼びかけた。2月からは提供受付を拡大。学園と接点のない地域の家庭からの提供も受け付けている。関係者は「落書きや汚れなどが激しくなく、破れていない本であれば大丈夫です」と呼び掛ける。

配架先も募集

 「絵本は安い物ではなく、数を揃えたり、入れ替えたりすることは難しいケースもある」と渡邉園長は話し、「そうした施設にはつね文庫の絵本を提供することができれば。本棚や絵本の搬入・設置などは文庫のスタッフが全て対応させていただきます。文庫の絵本を配架していただける場所を増やし、子どもたちが過ごしやすい環境を街の中に増やしていくことができれば」としている。

 絵本の提供・配架申し込みなど問い合わせは同学園本部【電話】045・331・3377へ。

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