区内・岩井町の横浜清風高等学校(是枝匡輔校長)で10月6日、「防犯ボランティア団体発足式・研修会」が行われた。
この日、任命を受けたのは同校のインターアクトクラブに所属する生徒30名。保土ケ谷防犯協会の梁川永昌副会長から、活動時に身に付ける腕章を受け取った生徒達は、地域防犯のさらなる拡充に向け決意を新たにした様子。
早速、神奈川県警本部・生活安全総務課内に設置された生活安全サポート班による研修会が実施され、他グループの状況などを基に、今後の方針などについてのレクチャーを受け、引き締まった表情をみせていた。
高まる”自主防犯意識”
昨年秋、横浜でAPECが開催された際、大規模な警察官の動員などで地域の治安維持が懸念される中で”自主防犯”という考え方が浸透。この当時、自治会や町内会のメンバーらが中心となった自主防犯団体が精力的に活動し、自分たちの住むエリアを中心としたパトロール強化等を重ねた結果、県警の分析によると、犯罪の発生件数などは平時と変わらなかったという。
若い力、役立てて
こうした機運を一過性のものにせず、継続していこうというのが今回の防犯ボランティア発足のきっかけ。特に最近では、若年層の参加が増加しており、同校のメンバーも本格始動を前に、夏休みを利用して大学生と共に実際の防犯パトロールを体験。またJR・保土ヶ谷駅前で「ひったくり防止」を呼び掛けるPR活動に協力するなど、既に多くの活動実績を積んでおり、県警の担当者も「高校生の活動はまだ目新しい部分もあるが、ぜひ若い力を地域防犯に役立ててもらいたい」と期待を寄せている。
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