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保土ケ谷区版 公開:2013年8月1日 エリアトップへ

和田町「わっか」が閉店 担い手不足で苦戦

社会

公開:2013年8月1日

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コミュニティづくりの場として親しまれてきた
コミュニティづくりの場として親しまれてきた

 相鉄・和田町駅近くのコミュニティカフェ「わっか」が7月末をもって閉店した。

 同店は、2010年10月に横浜建設業協会保土ケ谷区会が、地域のコミュニティづくりや商店街の活性化を目的として立ち上げ。その後、和田町の建設会社「昭和建設(株)」が運営を引き継ぎ、店内の一角で手作り品等を販売できる「レンタル棚」や、手芸等の教室、子育て支援イベントなどを通じて地域住民に親しまれてきた。

 また、昨年3月からは曜日ごとにオーナーが交代し、オリジナルのランチ等を提供する「ワンデイ・カフェオーナー」制を導入。将来自分の店を持ちたいと考えている人に、経験の場を提供して育成し、実際にカフェなどを起業する「卒業生」も輩出した。

 しかし、ワンデイオーナーはボランティアが中心となる中で、責任者として店舗全体の採算管理等を担う「店長」の人材を確保できなかったことなどから、運営維持が困難に。惜しむ声が多い中、約3年間の歴史に幕を閉じることとなった。

一部活動は継続

 今後、店舗のスペースは一般のテナントが入居予定。同店で活動してきた人々が、昭和建設(株)の会議室を利用し、講演会やサークル活動を継続することも検討しているため、「わっか」の名称は同所のコンセプトや人脈を引き継ぐ「活動ブランド」として残していくという。

 同社の工藤圭亮代表取締役は、「ワンデイオーナー経験者からは『勉強になった』という声も多く、空き店舗活用などの面で一定の成果は残せた。閉店イコール終了、ではなく一時休止という気持ち。店舗事業として再開したいという方がいれば復活の可能性もゼロではない」と話している。

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