岡沢町にある横浜市立市民病院で8月3日、中高生を対象とした夏休み特別企画「体験型医療職場訪問」が開催された。
生徒たちが間近で医療現場を見学することで、病院を始めとする医療職に関心を持つきっかけにしてもらおうと、今回初めて開催されたこの企画。当日は市内を中心に33人の生徒が参加し、生活習慣病について専門医師の講義を受講。その後、それぞれがドクターさながらの白衣に身を包み、CT装置による画像診断や、心臓の鼓動を聴く超音波(エコー)検査の様子などを見学した。
また、現役薬剤師や看護師の指導の下、薬の調合や血圧と脈拍の測定も体験。生徒たちは皆、真剣な表情で慣れない「診察」に没頭していた。
参加した区内在住の中学3年女子生徒は、「心臓の鼓動をエコー検査で聴くことができたり、貴重な体験だった。実際の医療現場を知ることができた」と話していた。
市民病院の患者総合相談室・神内浩副室長は「低年齢化している生活習慣病に対応するため、今後も幅広い年齢層を対象にこうした講座を開催していきたい」と話していた。
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