4地区代表が事例発表 街づくりのヒント探る
「ほっとなまちづくり活動発表会」が1月31日、岩間市民プラザで開催された。この事業は、地域住民が安心して暮らすため、区内の市民活動団体やケアプラザ、社協・区が連携し開いているもので、今年で3年目を迎えた。今回は参加22地区のうち4地区が活動報告を行った。
上新地区は自治会の連携を深めるため福祉・健康まつりや、認知症サポーター講座を実施について報告。「地域でサポートできれば認知症でも自宅で生活ができる」と担当者は話した。
標語募集で小中校生らから386点もの作品が集まったのは、川島東部地区。審査員からは「子供たちも地域をよく見ているのがわかった」などの意見が出たという。
高齢化率が48・4%の笹山地区は18年間続いているミニデイサービスや3カ国語分用意した救命情報カプセルの配布を紹介。保土ケ谷西部地区は、小中学校のPTAに呼びかけ三世代交流イベントを実施し、子どもたちも積極的に参加し活動が活発になったという。
最後に全国で街づくりに携わる奥村玄さんがコメンテータとして登壇し、「地域で問題を共有し、いかに参加者を増やすかがこれから課題。これらの発表にヒントがあった」と総評した。
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