(PR)
棚2てんのうちょう 消費増税で「貸しスペース」に熱視線 非課税活かし個人販売、盛んに
天王町商店街協同組合が主体となり運営しているレンタルスペース「棚2(たなたな)てんのうちょう」。地域の人たちが集える場所として、また天王町エリアでの新しいビジネスモデルとして2003年6月にスタートし昨年10周年を迎えた。商店街の一角にある店舗を活用し、大小あわせて120区画の「棚」を設け、ニーズに応じて3カ月単位で貸し出されている。
小さなお店の店主となった利用者は、それぞれが作ったアクセサリーやビーズ、陶芸品などをこのスペースに陳列し、販売している。
また店内では、こうした棚の魅力を伝えるための企画展なども行われており、天王町商店街の特長的な施設へと成長。食品など一部展示できない商品はあるものの、その売上具合で自分の技量が推し量れるため、趣味的な活用方法の他にも、大掛かりな店舗を構える前の試金石として重宝されるケースもあるという。
また買い物客からは「手作りだから商品にそれぞれの個性が出ていて良い」「棚がたくさんあるので、探しているイメージものはだいたい見つかる」といった声も。手作りの質感と、バラエティー豊富な商品が人気を呼んでいる。
出店者と買い手共にメリット
4月1日から施行された消費増税に伴い、同所が改めて注目を集めている。消費税を納める義務があるのは、年間売上高が1000万円を超える事業者のみ。すなわち、売上高が1000万円未満であれば消費税がかからないのだ。
同所のレンタルスペースを利用し小さなお店の店主となった場合、「個人間取引」とみなされるため消費税をかけずに販売することができる(売上高が1000万円に満たない場合)。そのため、同じ手取り収入で物を売るとすると、8%分安く販売することが可能となる。
副業や趣味の延長として、より手軽に商品を手に取ってもらえる同所のシステム。現在、「棚」には若干の空きスペースがあるという。興味のある人は問い合わせてみては。
棚棚
http://
|
|
|
|
|
|
|
<PR>