和田町商店街協同組合(村上弘一理事長)は5月12日、理事会役員らを対象に同商店街事務所でAED(自動体外式除細動器)の講習会を行った。
これは先月16日、昭和建設株式会社(工藤圭亮代表取締役)が同商店街にAED1台を寄付したことをきっかけに組合員から「AEDの実物を見てみたい」「使用方法を教えてほしい」といった声が上がり、実施に至ったもの。当日は、寄付されたAEDの販売担当者が講師となり、機器の仕組みから使用方法、心臓マッサージなど緊急時の対応全般について解説した。
倒れた人を発見した際の患者への対応や周りの人たちへの指示など、緊急時の対応を学んだ参加者達は、講師によるデモンストレーションを見学。音声で一つひとつの動作を指示してくれる様子に、感心していた。その後、AEDの前後に行う心臓マッサージの体験を行い、講習会は終了。質疑応答では「使用するパッドは1回ごとに交換する」「電圧の強度などは設定する必要がない」などといったノウハウも説明された。
講習を終え、村上理事長は「音声で指示してくれるのは助かる。機械が判断してくれるので素人でも間違いが起きないとわかった。使用することがないのが1番だが、万が一の時は対応したい」と話していた。
保土ケ谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>