画家・故國領經郎氏の作品展が12月19日まで横浜国立大学(鈴木邦雄学長)のYNUミュージアムで開催されることを受け、10月23日にオープニングセレモニーが同所で行われた。
横浜国立大学の教育学部(現教育人間科学部)で1968年から17年間教鞭を執っていた國領氏。横浜生まれで、菊名に拠点を構え、日本美術展覧会での入選経験もあるなど、芸術家としても知られている。今回、遺族により同氏の作品が500点以上寄贈されたことで、展覧会の実施が決まった。
当日は、鈴木学長や、寄贈した國領氏の甥の成田篤彦さんら約20人が参加。成田さんは挨拶に立つと「学生の役に立つなら、と寄贈した。(國領氏は)若い人と勉強することを好み、学生と接することで、時代の風を作品に取り入れることに喜びを感じていた」と同氏の思いを代弁していた。その後場所を移動し、鈴木学長や成田さんらでテープカットを実施。セレモニーの最後には、展示作品20点を、関係者の解説付きで参加者が見て回る場面も見られた。
同大の担当者は「綺麗な絵がたくさんあるので、多くの人が楽しめるのでは」と話している。
詳細・問い合わせは同大【電話】045・339・3237へ。
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