職場となる区役所保険年金課
保土ケ谷区役所の１階に窓口がある保険年金課（【電話】０４５・３３４・６３３５）が現在「事務嘱託員」を募集している。こうした欠員補充の求人自体は、さほど珍しいものではないが、採用の可否が12月に決定する今回のようなケースは稀で「採用枠１」を巡り、既に問合せが十数件あるという。
「歳末の区職員募集」の、詳細と状況は―。
45歳から64歳まで
現在、求人募集が行われているのは「横浜市区役所嘱託員」と呼ばれる職種。 保土ケ谷区役所保険年金課で事務作業や窓口、電話対応等に従事する。報酬月額は16万円あまり（今年度実績）だが、賞与や交通費は別途支給。また、地方公務員法に定められている非常勤特別職職員として、勤務実績に応じて雇用期間の更新も可能。さらに応募可能な年齢が「満45歳以上64歳以下」という、一般的には就職や転職に難儀する世代を対象としている事などから「ハローワークなどで情報を公開していないにも関わらず、詳細問合せなど反応は非常に良いですね」と、採用担当者は話す。
「年内に仕事先を」
また実際の雇用期間は来年３月１日からだが、書類選考の結果は12月初旬には判明するため「年内に仕事先を決めて、より良い新年を迎えたいという心理が働いているのでは」とも分析している。
通常、区役所職員募集の競争率は「30倍程度」。心理状況も反映しこうした１つの採用枠に、応募が急増する事も予想されている（応募には小論文の提出が必要。締切は明日28日午後５時、詳細問合せ等は上記）。
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