横浜保土ヶ谷ライオンズクラブ(松本康二会長)が1月20日、星川小学校(新井篤志校長)の6年生を対象にした、薬物乱用防止教室を開いた。
これは、麻薬などの違法薬物の怖さを児童に知ってもらい、被害に遭わないことを目的に開催しているもの。当日はクラブのメンバーが講師を務め、ビデオを使いながら、大麻や薬物などの種類、脳への影響、依存性の高さや具体的な障害を説明。視聴後のグループディスカッションでは、「薬物はなぜ一度もやってはいけないのか」や「薬物に誘われそうになったらどうするのか」などを話し合った。途中、講師が薬物のサンプルを持って教室を回ると、児童たちは興味深く覗きこみ、質問する姿も見られた。
ディスカッション後の発表では、児童たちから「脳が破壊されるから、薬物は絶対にやってはいけない」「誘われたら強い意志を持って断る」「友達がやっていたら周りの大人や警察に相談する」などの意見が挙がり、「覚醒剤などこわいものがこんなにたくさんあることを初めて知った」と話す児童もいた。
松本会長は、「みんなが知っているたばこと薬物の大きな違いは何かな」と問いかけ、「薬物は1回使っただけでも身体へのダメージは相当なもの。絶対にやってはいけない」と、強く訴えた。
最後にクラス全員で、「薬物乱用は、ダメ、ゼッタイ」と大きな声で唱和し、クラブから授業の修了書が贈られた。
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