保土ケ谷区内の消防団員が消防の基本動作を競う「消防操法技術訓練会」が7月12日、狩場町の資源循環局保土ケ谷工場内で開かれ、150人の団員が日ごろの訓練成果を競った。
指揮者以下1チーム4人の隊員により、可搬式消防ポンプを使用して放水を行うまでの安全確実な動作と速さを競ったこの日、各分団が平日の夜間や土日などに練習を重ねてきた日ごろの成果を披露。天王町や川辺町、岩間町など区東部域を管轄する第2分団(薗隆雄分団長)が最優秀に選出され、10月17日に戸塚区内で行われる「平成27年度横浜市消防操法技術訓練会」に区代表として出場する。薗団長は「1回の災害のために100回の訓練というが、今回の結果も日ごろの訓練の賜物。上位入賞を目指したい」と話した。 近年、少子高齢化や会社勤めの団員の増加が進み、全国的に消防団員の担い手不足が問題視されている。区内でも定員を割っている状態だが、保土ケ谷消防署では4月1日時点で全団員の1割強を占める「女性団員」の確保が人材不足解消へ向けたキーの一つとしている。この日の訓練会には女性のみで編成した隊も初めて出場。男性団員に交じって手際良くポンプを操作するなど健闘を見せた。
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