乳幼児を育てる母親らが、「自分たちが災害に直面したらどうなるのか」との思いから立ち上げた『やってみなくちゃわからない!こどもと一緒の避難所生活』講座の第1回目が10月9日、保土ケ谷公会堂で開催された。10月下旬に公共施設で避難所1泊体験をする母親9人が参加。災害時に不安に思っていることなどを話し合った。
参加者からは、「イヤイヤ期の子どもが避難所で静かにできるか心配」「子ども2人を抱えながら、どれくらいの荷物を持って避難できるのか想像できない」など意見があがり、主催者は、「宿泊体験することで、実際に何が必要かわかってくる。こちらで持ち物は指示をしないので、自分で考えて用意し、経験から学んでほしい」と伝えた。
また体験当日の被害想定は、保土ケ谷区で危惧される「水害」とし、参加者は防災マップをみて、自宅周辺の水害の状況を把握した。主催者の永井沙蓉さんは、「一人では思いつかなかった心配事もあった。共有することでさらに知識が深まったと思う」と話した。
宿泊体験後は、仙台から講師を招き、子連れ避難の実体験を聞くなどの講座が予定されている。
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