横浜市は6月から、急な病気やけがをした際、症状に基づく緊急性の有無や受診の必要性について、看護師からアドバイスを受けることができる「救急電話相談」の受付時間を拡大し、24時間体制で対応している。
同市では2006年に小児を対象に救急相談を受け付ける事業を開始。今年1月からは年齢制限を撤廃し、サービスを拡充した。
これまでも急病時などに受診が可能な病院や診療所を案内するサービスについては24時間無休で対応してきたが、今回は夜間や休日など、医療機関の診療時間外にのみ受け付けてきた「救急相談」に関しても24時間化を図った。
サービスの利用は短縮番号「♯7119」をダイヤルし、受診可能な医療機関案内か救急相談を選択する。コールセンターには最大7人の看護師が常駐し、相談者から症状を聞き取り緊急度を判定。「救急車を呼ぶ」「最寄りの医療機関を受診する」「自宅で静養」など適切な対処法を助言する。看護師が判断に迷った場合には医師に相談できる体制も敷かれ、緊急度が高い場合には119番に転送される。
医療局では「症状の緊急度が分からず、119番にかけるのを躊躇してしまう人も多い。そのためのセーフティネットになることができれば」と話している。
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