医師、薬剤師、看護師等で編成される医療救護隊の
災害医療検証訓練が、11月13日に区内で開催された。これに同日行われた瀬戸ヶ谷小学校と西谷中学校の地域防災拠点の訓練と連携し、より発生時に近い状況を想定して、災害拠点病院である市民病院と合同で重症患者の搬送と受け入れ訓練を行った。
朝6時に震度6弱の地震が発生し、ライフラインはまひ状態と想定。災害時救急病院である聖隷横浜病院では、医療救護隊を編成。代表医師が区医療調整班本部に連絡し、状況を確認した。本部は、瀬戸ヶ谷小学校で負傷者が数人出ているので向かうように指示。さらに「建物は多数倒壊し病院下のトンネルも通行不可」との情報で、救護隊は徒歩でのルートを確認し、向かった。
瀬戸ヶ谷小ではトリアージを行い重症の住民から診察。病院への搬送が必要と判断されると、無線で連絡し、受け入れ病院と救急車の手配を行った。
今回の訓練では、医療救護隊の結成から地域防災拠点での診療までの流れを確認し、課題も見えてきたという。また機材を持ち歩いて移動したことで、巡回ルートの危険個所などの確認も行い、無線などの通信感度の確認もできた。区では「明らかになった課題は、発生時に備え関係機関と連携して検討したい」と話している。
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