薬物標本に見入る子どもたち
横浜保土ケ谷ライオンズクラブ（中村克明会長）が11月15日、星川小学校で６年生を対象に「薬物乱用防止教室」を開いた。同クラブでは麻薬などの違法薬物の恐ろしさを児童に知ってもらい、被害にあわせないことを目的に継続的に出前授業を行っている。
この日は、薬物乱用防止教育認定講師の資格を有するクラブのメンバーが講師を務め、ビデオを使い薬物の種類や脳への影響、依存性の高さなど具体的な障害を解説。視聴後は班に分かれ、「薬物はなぜ一度でも使用してはいけないのか」などを話し合った。
班ごとに発表を行うと、児童からは「脳が破壊され二度と戻らないから絶対にやってはいけない」「誘われたら強い意志で断る」「薬物だとわからなくても用心深く疑う」「友達がやっていたら周りの大人に相談する」などの意見が挙がった。
製造過程についてなど質問が挙がると中村会長が回答。最後にクラブから授業修了書が贈られ、児童は学んだ危険性を胸に刻んだ。
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