新桜ヶ丘に本社を構える教育機関向けの教材販売会社「グランコーヨー(株)」(大庭公善代表取締役)=人物風土記で紹介=がこのほど、男女が共に働きやすい環境づくりを進めている事業所に横浜市が認定を与える「よこはまグッドバランス賞」に認定された。今年度、区内から認定されたのは2社で同社は5年連続5回目の認定となり最高位である「ゴールド賞」に次ぐ「シルバー賞」を受賞した。大庭氏は「錚々たる会社が認定を受けている中で、我々の会社もその一社として認定を受けて嬉しい」と喜び「これまで積み上げてきたことが会社全体に認知、意識するようになってきてくれている」と変化に手ごたえを感じている。
今年度は女性の管理職を登用し、パートであってもやりがいを見出してキャリアアップを図ろうと従業員から意見を取り入れ、3人のリーダー制を設けてフォローできる体制を構築したほか、チーム制を導入。これまで営業と営業サポート1対1でのペア体制から営業と営業サポートのチーム制に変更し、属人化や業務に偏りのないよう体制を整備してきたことで、有給休暇取得率が向上し、社員のライフスタイルにも幅が広がるようになったという。大庭氏は「体制を変更するにあたり、リスクもあったが改革することでやりがいを見出していくことが大切」と話した。
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