江戸時代から現在まで、250年以上にわたり区内西部域・川島地区で脈々と受け継がれてきた伝統民俗芸能「川島囃子」がこのほど、ベトナムのホーチミン市で上演され喝采を浴びた。
日本とベトナムの文化交流を目的とした「日越交流祭2018」の中で企画された今回の公演では4日間にわたり日本の伝統文化を披露。ベトナムは親日家が多い国とされ、近年は日本食や日本文化がブームとなっていることもあり、多くの観衆が詰めかけた。
1978年に横浜市初の無形文化財の指定を受けた「川島囃子」を継承する保存会(三村守会長)は、市を代表する文化使節として99年にはアイルランドでも海外公演を成功させている。ベトナム公演は一昨年春以来2度目で三村会長は「多くの方々に我々の文化をご堪能いただきありがたかった。こういった活動を通じて日本という国の文化を知っていただくことができた。これからも機会があれば海外での公演にも力を注いでいきたい」と話した。
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