神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2018年11月29日 エリアトップへ

横浜市 シールで高齢者見守りへ 12月3日から事業開始

社会

公開:2018年11月29日

  • LINE
  • hatena

 横浜市は、行方不明になった認知症の高齢者らができるだけ早く自宅に戻れるように、本人の身元を特定できる「見守りシール事業」を12月3日から開始する。市は、条件を満たす認知症高齢者やその家族にシールを配布し、行方不明者の早期発見などに役立てたい考えだ。

 年々増加する認知症による行方不明者。市高齢者保健福祉計画の推計値によると、2020年の認知症高齢者は市内で17万人。団塊世代が75歳以上になる25年には20万人に達すると予測している。

 見守りシール事業の利用は無料だが、対象者は在宅の横浜市民かつ、認知症高齢者対策で警察や各区行政機関が連携する「認知症高齢者等SOSネットワーク」への事前登録と、迎えに行ける家族らがいることなどが条件になる。

 事業に登録するには、認知症高齢者の家族などが、居住区の区役所高齢・障害支援課や地域ケアプラザでの申し込みが必要だ(※鶴見区は地域ケアプラザのみ)。

 シールは、帽子や靴、杖、携帯電話などに直接貼り付けるタイプとアイロンで洋服など布製品に付ける2タイプある。縦、横約2cmから約5cmまで5サイズが揃う。

 まちで徘徊する高齢者らに貼られたシールの二次元コードを発見者や警察官が携帯端末などで読み取ると、電話番号やID番号が表示される。発見者を介し、コールセンターが本人の家族と連絡を取り、行方不明者の早期帰宅につなげる。コールセンターは24時間対応で、看護師も常駐するという。

 見守りシールを配布する市健康福祉局の担当者は「行方不明者の早期発見や保護時の身元確認がスムーズになるだけでなく、事故や事件に巻き込まれる心配などの家族の精神的負担を軽減できれば」と期待を込める。

 初期の認知症の疑いがある夫と暮らす市内在住の60代女性は「散歩に行く時は携帯電話を持たせているが、このシールがあれば夫一人の外出でも安心できる」と話す。

保土ケ谷区版のローカルニュース最新6

横山剣さんら出演 年に一度の横浜感謝祭「ハマフェスY165」が5月25、26日に

壊れた玩具を「治療」

壊れた玩具を「治療」

ケアプラなどで開院

5月2日

「美味しいお米になあれ」

ほどがや元気村

「美味しいお米になあれ」

児童40人が伝統農業体験

5月2日

ズーラシア動物園で公演

ズーラシアンブラス

ズーラシア動物園で公演

5月19日に

5月2日

横浜・大佛次郎記念館で仏画家 ポール・ルヌアール没後100年企画展

子育て手続き スマホで

子育て手続き スマホで

市、6月末にアプリ配信

5月2日

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月27日~5月31日

保土ケ谷区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook