2013年に閉校した旧くぬぎ台小学校跡地の土地・建物に関する有効活用策と共に実現可能な地域貢献について、保土ケ谷区は3月27日、民間事業者や公益法人などとの対話によるヒアリング調査を行うと発表した。
団地が建設され新住民が急増し1971年に開校したくぬぎ台小学校は児童数が減少したことから13年4月に川島小学校と統合。これを契機に地域では学校跡地の利活用を含めた地域主体のまちづくりの検討が始まった。
14年には地元の3つの自治会・町内会らが連携し「川島地域のまちづくり検討会」(鈴木方規議長・通称/円卓会議)を創設。学校跡地の活用法について検討が進められており、昨秋には林文子市長宛てに地域の現状と課題を踏まえた上で学校跡地を「地域交流ができ、住民が関わりが持てる場として活用してもらいたい」と、具体的な機能などについても明記した地域要望を提出していた。
区区政推進課によると今後、5月中旬にヒアリングを実施し、7月頃を目途に結果を円卓会議に諮りニーズを明確化し今後の検討に活用する方針だという。
鈴木議長は「一歩ずつではあるが前進している。地元の声を反映した跡地利用となるよう期待したい」と話している。
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