保土ケ谷消防団(杉山哲昭団長)は6月30日、狩場町にある横浜市資源循環局保土ケ谷工場で消火実戦訓練を行い、団員約100人が参加した。
同団では毎年同時期に消防器具の操作を訓練する消防操法技術訓練を行ってきたが、実災害の発生を想定し、団員が器具置き場に参集した時点から現場確認や走行前・走行中の安全管理、現場到着後してから現場最高指揮者からの命を受け、放水活動などといった実戦的な訓練を昨年から実施している。
この日は雨天の中、参加した団員一人ひとりが、注意喚起をしながら一連の動作を丁寧に行っていた。杉山団長は「災害・訓練時における公務災害防止の基本となるよう、そして、実際の消火活動がスムーズに行えるよう団員一人ひとりがコミュニケーションをとって意思疎通を図っていただきたい」と話し、保土ケ谷消防署の宮代徹署長は「各地で大きな災害が発生している中、消防団に対する期待はさらに高まっている。今回の訓練での経験を通し、現場活動で迅速・的確な活動に結び付ければ」と話した。
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