院内に設けられた高座に上がる歌助師匠
モノレールがある病院としても知られる狩場町の育生会横浜病院（長堀優院長）で１月31日、落語会が開かれた。
同院では、血圧が下がったり、免疫機能も活性化されるなど、笑うことが人の健康に良い影響を与えると、毎年この時期に落語会を企画し、地域住民らに「初笑い」を届けている。
６回目の開催となったこの日は地域に暮らす住民や同院の入院患者、併設する介護老人保健施設「ユトリアム」の入所者ら約60人が来場。一昨年に亡くなった桂歌丸師匠の２番弟子である桂歌助師匠が院内に設けられた高座に上がり、「知らない」と言えない御隠居に、無学な男が突っ込みまくる古典落語「やかん」を披露した。
また、この日はハリウッドにある奇術の殿堂「マジックキャッスル」にゲスト出演するなど、世界的に活躍する京子さんも登場。日本に古くから主に口伝で受け継がれてきた和装の手品「和妻」を披露し、会場を沸かせていた。
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