横浜市社会福祉協議会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で食に困っている学生を支援しようと6月2日と3日、横浜国立大学の学生を対象に食支援を行った。
市社協は「ヨコ寄付」と称し、食に困っている市内の若者に「『食』と『地域の支え合い』を届けたい」と寄付を募っている。今回行われた無償配布は、同募金で購入された食材に加え、地域企業やフードバンクかながわなどが寄付した食材を使用して行われた。
企画は、同大学のホームページやメール、SNSで広報。申し込みを受け付けると、開始20分で当初計画していた100人分の予約が埋まったため、急遽さらに100人分を追加した。追加分では留学生にも考慮し、英語で広報し、計200人分の食材の寄付先が決まった。
配布したのは、米2キロ、カップ麺、缶詰など1週間程度の食材。校内に設置された会場に食材を受け取りに来た学生らは本人確認をした後、それぞれ食材の入ったビニール袋を受け取った。
アルバイトが4月から5月末まで休止になり、収入が大幅に減ってしまったという今井直希さん(3年)は「アルバイトは6月から再開されたが、次に給料が入るのは7月。色々な支援に申請を出したもののまだ支給まで至っているものはなく、今が一番辛い時。食料の寄付はとても助かります」と話した。
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