タウンニュース保土ケ谷区編集室と保土ケ谷警察署によるコラボレーション企画にあたり、同署の新井滋文署長に区内の犯罪や事故の状況について話を聞いた。
―新井署長が着任して1年が経ちました。これまでの1年を振り返るといかがですか。
「新型コロナウイルスやオリンピック、パラリンピックなどイレギュラーな対応が多い1年でした。そんな中、署員らは神経を巡らせて頑張ってくれた。今後も引き続き感染予防等に努めながら署員一同『安全・安心なまちづくり』に取り組んで参ります」
―昨年と今年に入ってからの保土ケ谷区内における事件発生状況をお聞かせください。
「昨年の詐欺や暴行といった刑法に規定される事件の認知件数は660件。前年からの減少率は10・6%でした。今年に入ってからも、区民の皆様のご理解、ご支援、ご協力を得まして、犯罪は減少傾向にあります」
-特殊詐欺の状況は。
「件数としては減少傾向にあるものの、被害額が大きい事案が発生しています。自宅に高額の現金は置かないようにしてください。コロナ禍でネットショッピングをするようになった方は、インターネット利用中に『ウイルスに感染しました』などと嘘の警告画面がでるサポート詐欺にも気をつけてください」
―事故の状況はいかがですか。
「国道1号や16号、環状2号線など大きな道での事故が多いです。二輪車の事故も目立ちます。バイクは密を避ける魅力的な移動手段ですが、ドライバーの体が守られていない分、運転の際はより一層の注意が必要です。プロテクターを装着するなど、万が一の事故に備えるようにしましょう」
―区民の皆さんにメッセージをお願いします。
「コロナ禍で思うように動けない日々が続きますが、歴史ある保土ケ谷の町の安全・安心を守るため、署員一同犯罪発生の抑止、事故防止等に努めております。引き続き、着任時から変わらない『融和団結』の思いで、関係機関や団体の皆さんのお力をお借りしながら、創意工夫の下、情報発信を重ねていきたいと考えております」
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