ドラッグストア「クリエイト エス・ディー」のレジ前に、電子マネーを悪用した架空請求詐欺に注意を促すステッカーが貼られている。
これは県警本部が(株)クリエイト エス・ディーに協力を要請し、県内約380店舗で実現したもの。ステッカーは同社が作成したA6サイズ(縦10・5cm×横14・8cm)で、レジ前の飛沫防止シートに貼られている。「登録料金が未納」「ウイルスに感染」などと騙り、電子マネーを買わせる詐欺が発生していることを伝えながら注意を促す内容だ。また、一部店舗ではレシートでも詐欺への注意を記載している。
10月19日には磯子丸山店でステッカー掲示開始のセレモニーを開催。同店の前田宏明店長は「地域貢献として警察に協力している。高齢のお客様が多いので、被害に遭わないようになれば」と話した。また、県警本部の菅健司警視は「(同社の店舗は)地域密着で、幅広い年齢層の来店があり、家族間を含めて注意喚起を図ることができる」と期待を語った。
区内の被害額約7400万円
保土ケ谷警察署によると、10月末現在における区内の詐欺被害は23件(暫定値)で前年同期比横ばい。被害額は約7400万円で、前年同時期と比較すると2600万円増加している。
同署によるとパソコン操作中、故障などの警告が出て、指示された電話番号に連絡すると『新しいソフトの購入費』等の名目で電子マネーを購入させる手口が発生しているという。担当者は「電子マネーの購入を要求されたら詐欺。画面に表示された番号には電話しないで」と呼び掛けた。
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