数値でみる川崎と高津No.2 シリーズ 人口増と高齢化が同時進行 川崎市議会議員 ほりぞえ健(けん)
政策を決める上で一番重要な数値は「人口動態」です。どの年代層の市民がどれだけいるのか。そして、10年後、20年後にどうなるのかによって、その時々の税収や、必要な公的サービス量が概ね決まるからです。
川崎市では、まだまだ人口は増え続けています。本年4月に147万人を超え、2030年には152万人を突破するとみられており、川崎市の持つ高いポテンシャルがわかります。
しかし、本市でも子どもの数は来年から減りはじめ、現役世代もほぼ横ばいで推移します。つまり、川崎市の人口増は、お年寄りの数が増えることで実現されているのです。
「高齢社会」というと暗いイメージで捉えるかもしれませんが、お年寄りが長く生きられる社会ということであり、本来は素晴らしいことだと思います。問題は、その変化にしっかりと対応できる社会システムを構築することであり、そのためにも現状をきちんと知ることが大切です。
ほりぞえ 健
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10月4日