意見広告・議会報告
数値でみる川崎と高津No.6 シリーズ 一番若いまち、川崎 川崎市議会議員 ほりぞえ健(けん)
前回、ほかの大都市と比べ、一番安全なまちが川崎市であることを記しましたが、他都市と比べた本市のもう一つの特徴は、市民が若いということです。2010年に行われた国勢調査の結果によると、本市市民の平均年齢は41・5歳であり、20指定都市と東京都区部を加えた21大都市の中では一番若くなっています。一番平均年齢が高い北九州市は46・1歳ですので、川崎市のほうが実に5歳以上も若いことになります。
この一番の要因は、川崎市は人口に占める現役世代の割合が高いということです。市の人口の70%が15〜64歳までの生産年齢人口で、この割合は大都市の中で一番大きくなります。他方で、65歳以上のお年寄りの割合は16・8%であり、これは逆に一番低くなっています。
全国の大都市の中で、市民が一番若いまちということは、本市が持っているポテンシャルの高さを示しています。とはいえ、川崎市でさえも現役世代の割合は着実に減少し続けていることにも注意が必要であり、本市の特長を活かしつつ、長期的な視点にたったまちづくりが求められています。
ほりぞえ 健
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12月6日