意見広告・議会報告
数値でみる川崎と高津No.19 シリーズ 初の人口減の全国。人口増が続く川崎 川崎市議会議員 ほりぞえ健(けん)
昨年10月に実施された国勢調査の確定結果が、先日公表されました。それによると、全国の人口は1億2709万5千人で、前回調査と比べると94万7千人(0・7%)減りました。国勢調査は1920年から行われていますが、人口減となったのは、今回が初めてです。
他方、川崎市の人口は147万5213人であり、前回2010年調査と比べると、4万9701人(3・5%)増えています。2005年から2010年までの5年間では約10万人増えていましたので、やはり伸び方は鈍化しています。
行政区単位でみると、7区とも人口は増えており、とりわけ中原区と高津区は増加率が5%を超えています。高津区の人口22万8141人は宮前区を抜き、中原区に次いで2番目に多い行政区となりました。
川崎市の人口はまだ増え続けているものの、実際に増えているのは65歳以上の方々です。現役世代である生産年齢人口や年少人口は逆に減っており、とくに生産年齢人口が減少したのは戦後初となります。国勢調査の結果からも、本市が転機を迎えつつあることが示されています。
![]() |
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
|
|
|
|
|
|
2月7日