近未来の車を彷彿させる流線型の白いボディとオリジナルのエンブレムが設計者のこだわりを物語り、バイクのようなエンジン音を響かせ疾走する。久地にある造形美術会社アトリエ・ゼロ(神野和夫代表取締役)がデザインした「スニーカー00」だ。250ccで最高時速は120Kmになる。
スニーカー00の構想は5年ほど前からあった。もともと仕事でオートバイの屋根やミニチュア模型、家庭の雰囲気を壊さないインテリア仏壇など、自分のイメージを立体化、販売してきた。そのため40年以上培ってきた技術でどんな形でも作れるという自負があった。2年ほど前に中国からベースとなる逆三輪車(リバーストライク)を購入したのち、約1年半の作成期間を経て今年5月に完成した。
デザインした神野さんによると同機は自身のデザインが通用するかを確かめる試作品のため、販売の予定は現時点ではないという。しかし「これをきっかけに自動車に詳しい人と出会い、ベース車から全て一から作りたい」と話す。今目指しているのは電気で動くスニーカー01の作成だ。
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