数値でみる川崎と高津No.38 シリーズ 道路の南北間格差 川崎市議会議員 ほりぞえ健(けん)
川崎市の「南北間格差」の一つが道路環境です。高津区では、幹線道路であっても道幅が狭く、歩道がしっかり整備されていないところも稀ではありません。狭い道路は渋滞の発生につながるだけでなく、安全面でも問題があります。
下記のグラフは、道路の平均幅員を区別に比較したものです。川崎区の国・県道は32メートル、市道8・5メートルであるのに対し、高津区では国・県道で12・4メートル、市道は5・5メートルに留まります。両区の平均幅員は、国・県道で2・6倍、市道で1・5倍以上にもなります。道路全体に占める幅員5メートル以下の狭い道の割合も、両区では2倍以上の差があります。
高齢化に伴い、バスなどの公共交通機関の役割は今まで以上に大きくなります。高津区をはじめ北部地域の身近なインフラ整備に集中的に取り組み、格差を是正すべきであると、私は思います。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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10月4日