数値でみる川崎と高津No.55 シリーズ 「スコール化」しつつある降雨 みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
先日の台風19号によって、川崎市でも300億円を超える甚大な被害が発生しました。前号では、本市においても確実に温暖化傾向にあることを見ましたが、降雨量についてはどうでしょうか。
下記のグラフは、50mm以上の降雨があった日数の推移を示したものです。これを見ると、ここ30年ほどで、大雨となる日が徐々に増えてきていることがわかります。全体の降水量自体も確かに増加傾向にありますが、むしろ特徴的なのは、近年は雨が集中して降るように変わってきているという点です。
仮に、降る雨の総量が変わらなかったとしても、それが集中的に降れば、河川堤防の決壊や越水、浸水の危険性は一気に高まります。
地球規模の温暖化は、私たちの生活にも大きな影響を与えはじめています。地域防災の見直しだけでなく、抜本的な温暖化対策に直ちに取り組まなければならないと、私は思います。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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10月4日