神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2020年10月2日 エリアトップへ

溝ノ口劇場 地元文化の再興、一歩ずつ 秋の催し「明るい兆し」も

文化

公開:2020年10月2日

  • X
  • LINE
  • hatena
本格的な有観客コンサートは3月以来となる見込み
本格的な有観客コンサートは3月以来となる見込み

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため特別措置法に基づく緊急事態宣言が発出されて約半年(解除は5月25日)。運営自粛など苦境が続いてきた「溝ノ口劇場」(重岡俊行オーナー)では厳重な衛生管理の下、音楽コンサート開催に向けた準備に着手するなど地元文化の再興に向けて、歩みを進めている。

13日に「音楽コンサート」

 10月に入り同劇場では「聴きやすい」「盛り上がる」「飽きない」「楽しい」と好評のクラシック名曲コンサートを13日(火)午後7時から開催する(演奏プログラムや入場チケット等詳細問合せはカンフェティ【フリーダイヤル】0120・240・540)。

 これは重岡オーナー自らの主催公演として16日(金)に実施予定の「モーニング&アフタヌーンコンサート」に先立って行われるもの。いずれのイベントも新型コロナウイルス感染拡大防止を最優先に、状況悪化時には急遽中止の判断を下すとしている。また体調不良者には来場を遠慮願ったり、マスク着用、入場時の手指殺菌の協力を徹底するなど、予定通りの公演を目指して細心の注意を払いながら準備を進めているという。

「出来る事、一つひとつ」

 さらに29日(金)には「マジックショー」のほか、自主公演以外のスケジュールも徐々に埋まりつつあるなど、地元のカルチャー創造拠点として明るい兆しを見出しつつあるといった様相(催しの内容や日程など詳細は劇場ホームページなどで公開中)。今冬、完成3年を迎え、これまでは年間1万人以上を動員してきた同劇場だが、今年は各種イベントが自粛となり無観客のライブをネットで配信するなど試行錯誤を重ねている。

 劇場支配人を務める「MAX氏」こと菅野真楠さんは、同規模の集客力を誇っていた全国各地の劇場が相次いで閉鎖・廃業に追い込まれている事に危機感を滲ませながらも「少しずつでも前に進んでいくためも感染拡大防止への細心の注意が必須。高津区をはじめ川崎市の文化やエンターテイメントを大切に守っていくために、自分達の出来る事を丁寧に一つひとつ実行していきたいですね」と、今後への抱負を語っている。

 10月13日のコンサート告知ポスター
 10月13日のコンサート告知ポスター

高津区版のトップニュース最新6

返礼品に「市バス」

ふるさと納税

返礼品に「市バス」

交通局、目玉商品に考案

10月11日

衆院選の余波で「中止」に

高津区民祭

衆院選の余波で「中止」に

パレード起点、使用できず

10月11日

住宅地、商業地ともに堅調

高津区基準地価

住宅地、商業地ともに堅調

市平均を超える上昇ぶり

10月4日

自転車の危険運転に罰則

自転車の危険運転に罰則

改正道路法、11月施行へ

10月4日

5人での議席争いか

神奈川18区

5人での議席争いか

次期衆院選にらみ主張

9月27日

学校給食費 値上げの方針

川崎市

学校給食費 値上げの方針

物価高騰受け 来年度めど

9月27日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年10月11日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook