不定期連載コラム 違っているから、おもしろい! 第2回 「言葉の違い」は驚きもイッパイ!
私たち多文化読み聞かせ隊は、2011年から川崎市内で活動しています。
「多文化」とひとくちに言っても、その中にいろいろな意味があります。文字通り、文化が違っているとか、話す言葉が違うとか・・・でも、いったい文化が違うってどういうことなのかな、と活動しながらも時々考えてしまいます。自分が食べたことのない食べ物を味わったときや知らない言葉を聞いたときの新鮮な感動はもちろんあるけれど、仲良くなるにつれて、時々、そんな風に感じるんだね、とかそういう発想もあるんだね、とか小さな驚きを感じることがあります。そしてそういう小さな驚きの「へえ〜」が積み重なるにつれて、友情も深まっていることを実感します。
「未知との遭遇」を楽しんで
今では、海外はおろか、国内旅行もままならない状況ですが、同じ日本でも九州の景色や話す言葉は、北海道生まれで関東に住んでいる私には、未知の世界。旅をすると未知との遭遇ほど楽しいことはありませんね。
多文化読み聞かせ隊の仲間たち、そしてその友人たちは、いろいろな国からやってきました。ブラジル、中国、台湾、ドイツ、スリランカ、ペルー、インドネシア、インド、アメリカなど実にさまざまな地域からです。言葉もさまざま、食べ物もさまざまです。同じ中国語と言っても、文字に少しずつ違いがあるし、中国本土にはたくさんの民族が住んでいて、公式に全部で56民族と言われているそうです。スリランカのシンハラ語の文字を見たときは、私の頭の中にクエスチョンマークがたくさん浮かびました!そんな友人たちから、言葉や生まれた場所の話などを聞いているうちに、彼らのことをもっと知りたい、仲良くなりたい、と思うようになりました。
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4月26日