高津区版 掲載号:2021年11月26日号 エリアトップへ

不定期連載コラム 違っているから、おもしろい!  第4回 絵本に見る「価値観の相互認識」

掲載号:2021年11月26日号

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障がいのある人が自信や社会との接点をより多く持つため「リズムワークショップ」なども高津区内外で行われている
障がいのある人が自信や社会との接点をより多く持つため「リズムワークショップ」なども高津区内外で行われている

 ひと昔前まで、あまり会話の中には出てこなかった「障がい」や「ジェンダー」について、最近では子どもたちにもわかりやすく、そして楽しく描かれている絵本に多数出合うようになりました。世の中には「男性として生まれたけれど、大きくなるにつれて違和感をもち、女性として生きていきたい」という人や「恋愛対象が同性」という人など、様々な方がいます。かつては、社会的に理解されにくかったり、排斥されたりしたようですが、今は、子ども向けの絵本が何冊も出版されていて、子どもの頃から理解を深めてもらおうということなんだな、と感心します。自分と違った外見や考え方に、ひとは受け入れることが難しかったり、目をつぶってしまいがちですが、ちょっと見方を変えれば、違いの価値を認め合うことはそれほど難しいことではないのかな、と思います。

   「障がい」を感じない地域や社会を

 障がいについても、「障がいってなに?」というテーマの絵本や子ども向けの読み物が増えてきたような気がします。みなさんは、「障がいのあるひと」というとどんなひとを思い浮かべるでしょう。車椅子に乗っているひと?目が見えないひと?耳が聞こえないひと?そういう方達は、身体障がい者と言われますが、他にも知的障がい、精神障がいという言い方もされます。私は、養護学校の生徒さんや卒業生の方達と接しているうちに、むしろ「障がい」という言葉を感じない瞬間が増えたと感じます。親しく一緒にお芝居を作ったり、歌ったり踊ったりしていると、そんなことはあまり気にならなくなり、ありのままの彼らとお友達でいることが当たり前になってきました。地域や社会でも、みんながそう感じることができたらいいなあという思いで、いろいろな活動をしています。

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