千年新町子ども会(松山武司会長)と、千年子ども会(北見紀子 育成会長)=人物風土記で紹介=の共催となった4月23日の「防犯講習会」。「参加することが抑止力になる」をキャッチフレーズに、神奈川県警や高津警察署などの協賛の下、地域の防犯意識を高めるべく趣向を凝らしたプログラムが参加者の興味関心を誘っていた。当日の主なプログラムの実施内容は以下の通り。
不審者対応訓練
不審者が現れた際、適切な対応をレクチャー。不審者の定義を学んだ参加者は、110番の通報デモンストレーションにチャレンジし、その方法などを体得していた。
警察お仕事紹介
将来的に「警察官になりたい!」という夢を持つ子ども達が参加し、警察の仕事についてのパネルや色々な話を通してイメージを膨らませた。担当スタッフは子どもの素朴な疑問などについても気さくに対応。未来への希望が拡がった参加者は笑顔を見せていた。
ストップ!薬物
少年育成課の警察関係者が専用車両や啓発物などを用いて薬物乱用の危険性をレクチャー。最近ではインターネットなどを経由して、驚くほど簡単に入手できてしまう違法ドラッグなどについても紹介し「ダメ!絶対」と力説する担当者の話に皆、真剣な表情で耳を傾けていた。
パトカーと写真
校庭の一角を設けられた「ふれあい広場」には、町を守るパトカーやミニサイズの白バイがお目見え。運転席に座って写真を撮ることもできたため、車やバイク好きな子どもたちは大喜び。イベント時間中、終始賑わいをみせていた。
登下校の安全確認
登下校中の事故を防ごうと企画されたこの企画。計3コース、各30〜50分の所要時間を掛けて、登下校に使っている道の危険箇所を念入りチェックし、改めて安全について考える良い機会としていた。
自転車講習会
JAセレサ川崎橘支店の特設会場で行われた、安全教育隊による専用車両「交通安全教育車・ゆとり号」を用いたこの講習会。歩行者や自転車を運転する立場となり、運転や歩行能力診断、交通安全クイズなどにもチャレンジした。
◇ ◇ ◇
橘中学校演劇部による「特殊詐欺対策教室」(右記事参照)を含め、こうしたプログラムに参加した子ども達にはチラシの裏にスタンプが押印され、集まった台紙は閉会セレモニー後に、お菓子と交換。来場者は楽しみながら防犯意識向上を図ると共に、嬉しいプレゼントを手に、満足気に帰路についていた。
![]() 警察お仕事紹介ブース
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![]() 「ストップ!薬物」コーナー
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![]() パトカーや白バイとの記念写真は人気の的
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![]() 登下校時の安全をチェック
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![]() 専用車を用いた自転車講習会
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