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高津区版 公開:2022年9月30日 エリアトップへ

不定期連載コラム 違っているから、おもしろい!  第14回 「移民」のルーツを知って、新たな発見を! 

公開:2022年9月30日

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「Vamos!移民の国ブラジルを踊ろう!」に参加しませんか?(写真は過去の様子)
「Vamos!移民の国ブラジルを踊ろう!」に参加しませんか?(写真は過去の様子)

 川崎市には、日本以外の国や地域とつながりのある方がたくさん住んでいます。ニューカマーと呼ばれる近年日本にいらした方や長い歴史の中で日本に住み着いた方々など、みなさんのお近くにもいらっしゃるのではないでしょうか?違う文化に出会うことは楽しく素敵なことではあるけれど、日本から海外に移民として渡った方々の苦労話なども時々ドキュメンタリーで見聞きしますよね。

高津区内では10月2日(日)に関連イベントも

 日本から海外への移民は、約150年前に日本の鎖国令が解かれた1866年からハワイ王国(当時)、北米への移住が始まり、その後ペルー、ブラジルなどへと移民したそうです。そして、その移住者(日系人)、特に南米の移住者の家族が再び、日本に就労や勉学の目的で来日しています。(参考:JICA海外移住資料館HPより)。現在では、日本国内に、20万人以上の日系人が暮らしていて、神奈川県内にも、そのような人々の集住地区がいくつかあります。そうした外国にルーツをもつ人々や留学生などによって、大きな国際的なお祭りが県内で毎年開催されています。そのようなお祭りでは外国の食べ物はもちろん、民族舞踊や音楽のパフォーマンスなども見ることができます。神奈川県で毎年開催されている「あーすフェスタかながわ」は、その中でも大きなイベントです(2020年はコロナ禍のため中止、昨年はオンライン開催)。日本に住む在日外国人と日本人が1年ほどかけてミーティングを重ね、違った価値観を持ちながらも相手の話に真剣に耳を傾け、大きなイベントを作り上げていく、とても素晴らしいフェスタです。すでに20数年以上の歴史を持ったフェスタで今年は12月4日(日)に横浜市で開催されます。

 その準備の過程で出会う外国籍の若者たちとの話し合いの場では、いつも小さな発見や驚きがあり、私にとってとても楽しい時間です。海外から日本に留学し、この地で家庭を築き、根を張っていく彼らは、また移住者と言われるようになるのでしょう。日本から遠く北米や南米に移住した人々に想いを馳せると目の前にいる若い留学生たちにもエールを送りたくなります。

 ブラジルには現在200万人前後の日系人が住んでいるそうですが、日本人だけでなく世界中からの移民で成り立っている国です。10月2日(日)に「Vamos!移民の国ブラジルを踊ろう!」というイベントが開催されます。会場:にこぷら新地14〜16時 参加費1500円 お問合せ・お申込み【電話】044-852-3034(カフェイズミ)または【メール】theartpro@gmail.comまで。

違っているから、おもしろい!-画像2

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