川崎市立末長小学校(坂本正治校長)で7月12日と13日の2日間、株式会社富士通ゼネラルの社員による「出張授業」が行われた。
末長小と同社は向かいに位置する関係から、以前より地域貢献の一環として社会科見学や環境教育などで様々な授業に協力してきた。
今回は、6年生の家庭科の授業「夏をすずしく爽やかに」をテーマに、エアコン製造を手掛ける同社の新入社員8名が講師役を担当。エアコンの涼しさの仕組みや暑い時期の上手な使い方等をレクチャーした。
「換気方法」の実験も
授業の中で子ども達はミニエアコンを制作。また実際に冷たい空気に見立てた実験やドライアイスを用いて、効率よく換気を行う実験も行い、「面白い」や「家でも試したい」と話しながら取り組んでいた。さらに児童らからは沢山の質問も寄せられるなど貴重な機会に目を輝かせていた。
この取り組みは、同社の新人研修も兼ねており、授業を企画した同社の鴫原剛さんは「今回で3回目となりますが、いつも感謝の手紙を頂いたり、やりがいにつながっている」とコメント。また今春から末長小校に赴任した坂本校長は「こういった機会にものづくりに目覚めたり、将来の選択肢が増えたりと、貴重な取り組みで感謝したい」などと話していた。
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