SDGs学習の一環として、高津区など全ての川崎市立の小中学校で先頃「大豆ミート」という食材を使ったドライカレーが給食で提供された。
大豆ミートは大豆の油分を絞り乾燥させて肉に見立てたもの。大豆は、わずかな肥料と水で栽培できることから、牛や豚に比べ環境によいとされている。
SDGsに関わる食材を給食に使用することで学びを深めてもらおうと、昨年大島小学校(川崎区)で大豆ミートを使用した献立を児童が考案し提供。この取り組みをモデルに全市立小中学校で、今回作成した「学校給食とSDGsに関わる動画」を使った事前学習を実施し、給食が提供された。
片平小学校(麻生区)では先月下旬にカレーが提供され、児童からは「言われないと大豆だとわからない。苦手な人でも食べれそう」「ひき肉とほとんど同じでおいしい」などの声があがった。給食時間中には同校の栄養士が教室を訪れ、大豆ミートや食品ロスの問題について説明した。
市教育委員会事務局健康給食推進室の担当者は「各校からヒアリングや相談を受けながら、今後も取り組んでいけたら」と展望を語っていた。
![]() 見た目は一般的なドライカレー
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