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高津区 トップニュース文化

公開日:2024.02.23

久本薬医門公園
「蔵」で楽しむひな祭り
4年ぶり開催、25日から

  • 蔵のつくりを上手く活用

  • かわいい雛飾りにうっとり(写真は過去の様子)

 「薬医門公園」(高津区久本1の5の19)でコロナ禍以来4年ぶりの「ひな祭り」が行われる。地元の老人会メンバーらが制作した吊るし雛などが園内の「蔵」に飾られる予定。関係者は多くの来場を呼び掛けている。

 かつて、この地で医業を営んでいた岡家の建造物を整備した「久本薬医門公園」を会場に開催されるこの催し。同園の特徴的な存在として知られる大きな「蔵」を会場に、その内部の構造を活用してひな人形を7段飾りで展示するほか、地元の老人クラブ「久本長生会」の手芸クラブメンバーが制作した「吊るし雛」も多数出品。壁面三方がひな祭りムード一色となる光景は圧巻で、今回も来場者を魅了する。

「ぜひ多くの来場を」

 昨今の住宅事情などがら、本格的なひな人形を飾る場所が少なくなっている事などもあり、コロナ禍に見舞われる前までは毎年多くの区民が訪れるなど、地元でも屈指の風物詩として親しまれていた。4年ぶりの開催を前に「久本薬医門公園管理運営協議会」(【電話】044・833・3560)の持田忠康さんも感慨ひとしおといった様子。「雛飾り以外にも各種手芸作品なども展示するので、ぜひ多くの方に足を運んでもらえれば」と話し広く来場を呼び掛けている。開催は2月25日(日)から3月3日(日)までの1週間、午前10時から午後3時(土曜・日曜は午後4時)まで。入場無料。

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