贈呈式に参加する松田代表（左）
電子機器設計・製造メーカー（株）伊吹電子（松田正雄代表取締役）はこのほど、東日本大震災復興支援を行う国際ＮＧＯ「ＡＡＲＪａｐａｎ（難民を助ける会）」に同社製品の音声拡張器１００台を寄贈した。
音声拡張器は、簡単な操作で会話の声が聞こえやすくなるもの。寄贈は松田代表が被災地支援を市に相談し、市の紹介で実現した。
同団体によると、仮設住宅に住む高齢者の中には、耳が遠く周囲と交流できない人も多いという。寄贈品は相馬市の高齢者に配布する予定。松田代表は「東北被災地の方々のお役に立てれば嬉しい」と話す。
同社は３年前の震災直後にも、福島県立医科大学や岩手県に製品を各１００台寄贈している。
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