神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2016年8月26日 エリアトップへ

参院選市内投票率 18、19歳は56.46% 県内平均より高い数値

政治

公開:2016年8月26日

  • LINE
  • hatena

 川崎市選挙管理委員会は、7月10日に実施した参議院議員選挙(選挙区)の、市内18歳、19歳の有権者の投票率を公表した。市内18歳、19歳の投票率は県内の数字を上回っているほか、市内全有権者の投票率よりも高い数値を示していることがわかった。

 市内18歳の投票率は60・91%、19歳は52・20%で、18歳と19歳を合わせた投票率は56・46%だった。県内だと18歳が58・44%、19歳が51・09%、合わせたものが54・7%で、それぞれ川崎市の数値が上回っている。また、市全体の投票率は55・83%で、18歳の数値の方が高いことも明らかになった。

 今回の市内18、19歳の投票率に対して市選管は「投票の啓発活動を行ってきた結果と考えている」としている。市選管は市教委の要請を受け、市立高校や一部の市立中学校など9校で、選挙の仕組みや投票の大切さなどを教える「出前授業」を実施。授業を受けた生徒からは「参院選があるとは知らなかった」「若者も頑張らないといけないと思えた」などの反応があったという。市選管は「今後は学校や教員へも啓発を行っていきたい」と話す。

 大学生や社会人が多い19歳の投票率が18歳より低い理由については、転居したものの住民届を移していない、主権者教育を受けなかった、などと分析している。

区内の投票状況

 高津区は、区内有権者の投票率54・39%(市内6番目)だったが、18歳の投票率は61・84%(同5番目)を示した。19歳は51・98%(同6番目)だった。

 市選管は区選管と連携して市立中央支援学校でも出前授業を実施。今後も10代の有権者を含め、区全体の投票率の向上を目指すという。有権者からは「投票所がもっと近くにあれば」など、地理的な要望も挙がっている。区選管は「市選管と話し合い、長期的な観点で啓発を行っていく」と話している。

高津区版のトップニュース最新6

ホームレス、5年で半減

川崎市

ホームレス、5年で半減

官民連携の支援計画、進捗

5月17日

24店舗に再エネ電力

まいばすけっと

24店舗に再エネ電力

溝口エリア「脱炭素」促進へ

5月17日

住民待望の「郵便局」

千年エリア

住民待望の「郵便局」

5月15日、開設へ

5月10日

女性議員16人が連携

川崎市議会

女性議員16人が連携

課題共有し、政策提案へ

5月10日

「駅舎」「踏切」改善を

南武線久地駅

「駅舎」「踏切」改善を

有志の署名活動、3年目へ

5月3日

地域の健康支え、20年

元気な高津をつくる会

地域の健康支え、20年

風物詩「つどい」は5月12日

5月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook