子どもが考えてまちを作り、運営するプログラム「こどものまち・ミニカワサキ」(同実行委員会主催/高津区役所、川崎市教育委員会後援)が10月7日(日)と8日(祝)の2日間、川崎市民プラザで開催される。区内で「こどものまち」が開催されるのは初めて。
「こどものまち」は、子どもだけが入場できる仮想都市。市民登録をした子どもたちが市役所や銀行、飲食店、遊戯施設などを運営し、地域通貨を得てまちの仕組みを学ぶ。ミュンヘン発祥のプログラムで国内では200カ所以上、市内では田園調布学園大学(麻生区)で開催されている。
実行委員長を務める安藤哲也さん(幸区在住)は、3月に横浜の「こどものまち」を訪れ「川崎でも開催したい」と企画。同じ思いを持つ小杉地域に住む母親たちと出会い、仲間を募った。
6月に結成した実行委員会には、高津区や中原区の地元住民など大人21人、子ども36人が参加。安藤さんは「子どもがやりたいと思ったことにとことん応じられる場を作りたい」と話す。
8月に開催した会議では、「自動販売機が必要」「祭りがあるといい」など、子どもから様々な意見が寄せられた。「大人が立ち入らない秘密基地で遊ぶ的な楽しさに近いのかも。楽しみながら学び、何かを得てもらえれば」と安藤さん。
開催初日の7日に、子どもたちの中から市長を選ぶ選挙が行われる予定。こどものまちの入場は18歳以下が対象(大人の入場不可)。参加費500円。10時〜15時。
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