中原区版 掲載号:2019年11月15日号 エリアトップへ

川崎ボッチャクラブの代表を務める 新橋 さち子さん 麻生区在勤 36歳

掲載号:2019年11月15日号

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ボッチャの未来に夢描く

 ○…パラリンピック正式種目「ボッチャ」を普及させようと、15年ほど前のクラブ発足当初からアシスタントやスタッフ、審判として携わり、市民向けの体験会などを開催してきた。車いすに乗った障害者の程度に合わせてクラス分けし、的にボールを近づける競技。ルールを覚えればすぐにできるスポーツとあって、体験会当日の参加者に合わせて教え方を決めることもあるという。「運動が不得意の方、年齢にかかわらず挑戦できる。ボッチャを楽しいと思える方が一人でも増えてくれたら」

 ○…大学時代の教授がボッチャのコーチをしていたことから自身も始め、福祉施設の利用者などとボッチャに打ち込んだ。現在は競技人口も増え、来年には東京パラ大会も控えており、人気の高まりを感じている。来年3月には前身となる大会を開き続け、市のバックアップを得た川崎市長杯も初めて行われる。「大きなチャンス。選手としてだけではなく、スタッフなど様々な形で市民の方に関わってほしい」と期待を込める。

 ○…高校卒業後、介護福祉士と社会福祉士の資格を取得。市の職員として麻生区役所で高齢者、障害者支援に携わる。2歳の娘の子育てと仕事、ボッチャの活動を並行する多忙な日々。「家族の協力があってできること。娘は私の仕事をボッチャだと思っていますけどね」と苦笑する。

 ○…ボッチャに限らず、障害者に対する周囲の変化を感じている。「駅にエレベーターが設置されたり、少しずつ良くなっているのが嬉しい」。現在は子育てに追われているが、5年後のパリ大会出場という夢がある。「五輪に出場できるかもって、誰でも夢を描き挑戦できるのがボッチャ。その魅力を伝えていきたい」

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