4月1日付けで中原区歯科医師会の会長に就任した 玉置和延(かずのぶ)さん 区内新城在住 57歳
地域で必要とされる歯科医に
○…約120の歯科医院で構成される中原区歯科医師会の会長に就任して1ヵ月。地域貢献をテーマに歯科予防の啓発活動や技工士会と協力し義歯刻印ボランティアなどに取り組んでいる。今年は区民祭への初参加も決めた。「地域の人たちとの交流を深めることは大切なこと」。まちの歯医者として地域に必要とされる活動を目指す。また近年では、歯と口の健康が全身の健康と密接な関係があるとのことから「(他の専門医の)医師と連携した治療」を会のテーマに上げる。
○…「歯のことしか知らない」と歯科医一筋の人生だった。家系も父親、祖父と3世代に渡って歯科医。現在院長を勤める新城の玉置歯科は25年前に父親から引き継いだ。受付は今でも母親が担当し、内装なども昔のままでアットホームな雰囲気が漂う。歯医者を始めた頃に父親と診ていた患者が今でも来院してくるため「やり方や人柄も分かってくれているから今では先生の思ったとおりにやって下さいと言われる。こんなに嬉しいことはないですよね」。笑顔から感謝の気持ちが溢れていた。
○…母親・夫人・長男・長女との5人暮らし。長男は、今年大学3年で就活の時代を迎えるが歯科医とは別の進路を選んだ。「本人の好きな道を自分で選択し決めてほしかった。がんばってほしい」と息子にエールを送る。趣味はボーリング。歯科医師会で年に1度開かれる全日本大会で優勝経験が有るほど実力はプロ並み。「父親と親子で優勝したのは日本には私たちしかいないのが自慢」と嬉しそうに話す。
○…保険医を代表する委員などで構成される国民健康保険団体連合会審査員として、診療行為の内容とその費用等を記載したレセプトが適正かを判断。「安心で安全な医療を提供するため1枚1枚適正な判断を行っていきたい」
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5月3日
4月26日