エジプトに触れる児童画展 今日16日から中原市民館で
川崎・エジプト親善協会(斎藤文夫会長)では、今日16日(金)から中原市民館で『エジプトの児童画展』を開催する。今年は日本人使節団のエジプト訪問から150年目の節目。同協会は「異国文化に触れるきっかけに」と話している。
この児童画展では、川崎市とエジプトとの民間交流を続ける川崎・エジプト親善協会のメンバーが同国を訪れた際、現地の子どもたちから直接手渡された絵画約100点を展示する。いずれも日常の生活や景色、夢などが思いのまま画用紙やパピルス紙などに描かれ、表現方法や色使いなどは国民性の違いも垣間見える。昨年は民主化運動が起こり混乱状況にあったが、「報道では見えない、子どもたちが絵に託した純粋な想いを感じて欲しい。大人だけでなく子どもたちにも見てもらい、エジプトを身近に感じ異文化に触れるきっかけになれば」と同協会では話している。また当日は、エジプトの一般市民の生活を撮った写真や民族衣装なども展示する。
期間は21日(水)まで(19日は休館)。時間は午前10時から午後5時で入場無料。
今後も友好関係を
川崎・エジプト親善協会は、2005年の発足以前から着物やお茶など日本の伝統文化を届けたり、桜の植樹を行うなど友好関係を築いてきた。「歴史あるエジプトと川崎市を繋ぐ活動を今後も継続していきたい」としている。また今年は、日本人使節団がエジプトを初めて訪問したとされる1862年からちょうど150年の節目。明日17日から大阪で、8月からは東京・上野で「秘宝・ツタンカーメン展」も行われる。
児童画展の問合せは、【電話】044・740・2656(同協会事務局)まで。
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5月3日
4月26日